南茅部支所
3月のいきいきサロン
3月のいきいきサロンは、『ゲーム大会』を開催。例年3月は、ひとり暮らし高齢者の集い開催のため、お休みとしていましたが、「いきいきサロンがないと寂しいし暇だ」という声を頂き、開催することとしました。
まずは、「しりとり挨拶」に挑戦。「おはよう→うれしいね→ねずみ→みんなで頑張ろう」と、途中で普通のしりとりになったりしながらも、頭を回転させ、挨拶となる言葉をしぼり出していました。
また、5種類の「動物パズル」でも、何ができあがるの?向きはあってるの?と、頭を働かせて取り組んでいました。
次に、「は・ひ・ふ・へ・ほ」が書かれたカードを音楽に合わせて隣の人へ回していき、音楽が止まった時にカードを持っている人は、書かれている文字で笑いましょう!というゲームを行いました。「は」があたって、豪快に「はっはっは~」、「ほ」があたって、上品に「ほほほほ~」と笑う姿に、周りももらい笑い。「笑いすぎて疲れたわ~」という声が出るほど、皆さん大笑いした様子でした。
後半には団体戦ゲームを行い、風船をタオルに乗せて運ぶ「風船運びリレー」と、洗濯ばさみをどんどん繋げていく「洗濯ばさみリレー」に挑戦。どちらの競技も落とさず慎重に、少しでも早くと、皆さん真剣に、そして楽しそうに取り組んでいました。
また個人戦では、点数が書かれた的をめがけてお手玉を投げ得点を競うゲームを行いました。全てのお手玉を的に入れたり、1回目で高得点を出すも、2回目でマイナスの的に入れて点数を減らしてしまったりと、喜んだりがっかりしたり、大忙しでした。
午後には、ビンゴゲームでもうひと勝負。数字が読み上げられるたびにカードを見つめ、少しでも良い景品をもらおうと、ハラハラドキドキのビンゴゲームとなりました。
ゲームごとに景品を用意していたので、帰りの皆さんのカバンが、ちょっとだけ膨らんでいたような気がします。
今回は全地区合同で開催し、34名の参加を頂き、とても賑やかないきいきサロンとなりました。
2月のいきいきサロン
2月のいきいきサロンは、毎年恒例の『恵方巻き作り』を行いました。
「恵方巻き」は、節分に恵方(その年の良いとされる方角)を向いて、無言で食べると縁起が良いと言われており、サロンでもみんなで福を呼び込もうと、毎年行っています。
恵方巻き作りでは、担当する作業ごとにグループに分かれ、かんぴょうと椎茸に味付けをしたり、きゅうりや紅しょうがを切ったりと、様々な工程に皆さんで取り組みます。
毎年参加し、必ず玉子焼き作りを担当する方々は、慣れた手つきで上手に焼き上げ、そのうまさに周りが感心していると、「今度店出すんだわ」と、皆さんの笑いを誘っていました。
調理の味付けは、長年の感覚で全て目分量。それでも絶妙な味付けで、恵方巻きの土台となる酢飯、中身となる具材を美味しく仕上げていました。
担当作業だけでなく、周りの事にも協力し、完成させていく姿が印象的でした。
食材が揃ったところで、皆さんで巻き始めると、ご飯、具材をたっぷり入れ、くるっと上手にひと巻き。とても立派な恵方巻きができあがりました。
昼食には今年の恵方、東北東を向いて恵方巻きに「あ~ん」とかぶりつくと、口に入りきらないほどの大きさに、皆さん大満足。ご飯のお供にと作った八杯汁や持ち寄ったおかずと一緒に、皆さんでおいしくいただきました。
午後は『折り紙教室』を開催し、「ポチ袋」作りに挑戦しました。
一枚の折り紙で、のしをかたどった物や、鶴がついた物を作ることができます。折り方は少し複雑な部分もありましたが、「ちょっとしたお金を包むのにあれば便利」と、一生懸命完成させ、1日を通して、楽しいいきいきサロンとなりました。
今年は3月もいきいきサロン開催しますよ~。「ゲーム大会」で盛り上がりましょう!
南茅部支所だより第60号発行
1月いきいきサロン
1月のいきいきサロンは、『人生すごろく大会』を開催。新年最初のいきいきサロンは、社協特製の「人生すごろく」で1年の運だめしをしながら、皆さんに大笑いしていただこうと、毎年開催しています。
すごろくは、職業や家族構成を決め、止まったマスで収入や支出、賭け事での大勝負など繰り返し、最終的な所持金の額で順位を競います。
職業には、南茅部にちなんで漁業部や病院、ホテルなどの社長やアルバイトを設定。くじを引き、社長になって給料30万円をもらい大喜びする人もいれば、アルバイトで5万円とわかるとがっかりする人など、皆さんスタートから大忙し。
さらに、時事ネタを取り入れたマスでは、「ハロウィンでバカ騒ぎし、軽トラをひっくり返して現行犯逮捕。保釈金10万円払う」や「北海道地震発生。早く元気になってくださいと義援金10万円届けられる」など、お金の出し入れにも大忙しでした。
また、「腰痛が治る魔法の布団だという話を信じて高級羽毛布団を買う」というマスに止まると、職員扮する営業マンが座布団を待って近づき、10万円を請求すると、「布団なんていらないよ!」と言いながら、渋々支払う姿に皆さん大笑い。他にも、職員とのじゃんけん対決で、勝って所持金を倍にしたり、負けて半分にしてしまったりと、皆さん大盛り上がりでした。
最後の順位発表の際には、自分たちの所持金や順位がわかる度に驚きと喜びの声、ため息などが聞こえていました。開始早々借金を背負い、最後まで返済できなかった人には、「また来年参加して借金を返済して下さい」と、来年の参加を約束していただきました。
今回初めて参加された方からも、「1日楽しませてもらいました」とうれしいお言葉をいただき、笑い声の絶えないとても楽しいサロンとなりました。
12月のいきいきサロン
12月のいきいきサロンは、毎年恒例の『干支の置物』と『クリスマスケーキ』作りに挑戦しました。
干支の置物は、厚紙に印刷された絵柄を切り取りのり付けしながら組み立てていく物で、平成31年の干支「亥(いのしし)」を作成しました。
簡単そうに見えて、難しい作業が満載の置物作り。のり付けする部分を、線に沿ってギザギザに細かく切り取ったり、「こっちがつけばこっちがはがれる」と、のり付け作業にも悪銭している様子でした。
細かい作業に、ため息が出たり、目や肩が疲れてきたと体を伸ばしたりしながらも、皆さんなんとか完成させ、「綺麗な方を見せて置いとくわ」、「はみ出した部分あとで切ればいいんだ」と、ちょっと知恵を働かせ、皆さんの笑いを誘う場面もありました。
うまくいかずに投げ出しそうになりながらも、一生懸命作業に取り組み、完成させた時の嬉しそうな表情がとても印象的でした。